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toheart芹香エロ画像いつくしめ船乗りは頭をかきながら云った。
或時優善は松川飛蝶まつかわひちょうと名告なのって、寄席よせに看板を懸けたことがある。良三は松川酔蝶すいちょうと名告って、共に高座に登った。鳴物入なりものいりで俳優の身振みぶり声色こわいろを使ったのである。しかも優善はいわゆる心打しんうちで、良三はその前席を勤めたそうである。また夏になると、二人は舟を藉かりて墨田川すみだがわを上下じょうかして、影芝居かげしばいを興行した。一人は津軽家の医官矢島氏の当主、一人は宗家の医官塩田氏の若檀那わかだんなである。中にも良三の父は神田松枝町まつえだちょうに開業して、市人に頓才とんさいのある、見立みたての上手な医者と称せられ、その肥胖ひはんのために瞽者こしゃと看錯みあやまらるる面おもてをば汎ひろく識しられて、家は富み栄えていた。それでいて二人共に、高座こうざに顔を※(「日+麗」、第4水準2-14-21)さらすことを憚はばからなかったのである。
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