ビッチあばずれ

ビッチあばずれ
ビッチあばずれ「大きいわ、ね、え」「見たか」
「いや、待った。その方どもの時代になっては、八幡船もすでに末期、和寇という名ばかり残って、恐らくその魂は失われていたろう。――だが、かつては、その方どもの先祖にはあったものだ。ひとつの信念があったに相違ない。なくて何であんな大胆不敵ができる。生命を波濤はとうに抛なげうてるか。由来、この国の民というものは、故なくして生命は捨てん。いかなる匹夫ひっぷでも生命の価値を知っておる。大明、高麗の各地に上陸あがり、珍器重宝をどんどん持って来た。だから海賊だといっている。愍あわれむべし、笑うべし、そんな行為はついでの仕事だ。――そもそも、その方どもの祖先には、もっとべつな熱情があった」
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ビッチあばずれ
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