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彼が脇差を抜いたとたん、ゆく手を塞いでいた侍たちは崩れ立った。すると、板縁のほうへ去った仕手たちのうち三人が引返して来、うしろからは口番の侍たちの駆け寄る声が聞えた。玄四郎はまっすぐに走り、脇差を構えたまま仕手たちへぶつかっていった。
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